2012年8月8日水曜日

米国の木造住宅の寿命が84年、日本の住宅の寿命が30年。その違いとは?

ホウ酸の防蟻剤は、シロアリ対策の他に、木部の腐れの防止や防虫にも効果を発揮します。
しかも長期間持続することから、大変優れた木材保存材として欧米を中心に世界で認知されています。

 
 木材保存剤を使用しない木造建築物は、シロアリ、木材腐朽菌、キクイムシからの攻撃がはじまると同時に建築物の寿命が急激に短くなっていきます。
 木部に木材腐朽菌が付着してしまうと、木部が腐り、その腐れは広がっていきます。
 シロアリやキクイムシは、木部を食し、数を増やしますが、特にシロアリは、コロニーを作り、コロニーを拠点に多ければ数百万匹で被害を拡大していきます。
 

 
米国の木造住宅の寿命が84年、日本の住宅の寿命が30年といわれています。

 環境やシロアリの種類が日本と酷似している米国と、これだけ大きな差が生じるのは、実は、この木材保存剤の違いにあると言えます。

 
 米国が使用しているのはホウ酸による防蟻剤を使用しているので、長期にわたり効果を持続させ、腐れや害虫から家を守ります。

 それに対して日本で使用されている防蟻剤は、3~5年で効果がなくなる農薬系の防蟻剤で、3~5年後に、再処理を行わなければ、効果はゼロとなります。


 
 よく、床下にシロアリ業者がもぐって、防蟻対策を行うところを見たことがありませんか?
 
 これは、床下からの攻撃には有効ですがが、近年、羽を持つアメリカカンザイシロアリが猛威を振るっているので、もはや家全体を防蟻処理をしなければならない時代になっています。

 
 あなたのお宅は大丈夫ですか?

 
 
 




0 件のコメント:

コメントを投稿